豆腐について
豆腐ほど形を変えずに、こんなに長く食べられている食品はあるだろうか?
あらゆる食材の中でも、豆腐は超ロングセラー食品なのである。
そんな豆腐であるが「へ~、そうだったの」ってこともある。
そんな気がついたことを書いていこうと思う。
とうふは豆腐屋で
今、豆腐を買うとすれば、デパート・スーパー・コンビニ・100ショップ
ディスカウントストア・ネット通販・生協宅配・八百屋・などなど
購入場所はたくさんあります。とうふは豆腐屋で買うと言われるように
精進して参ります。
一般的豆腐製造法
1・大豆の選定
国産大豆も産地・品種・生産者・などにより大きく違います。
2・用水
水道水・井戸水など水質に留意する(硬度)
3・大豆浸漬
大豆をよく洗う・夏(25度)6時間。冬(5度)24時間、
原料大豆の2.2倍になります。途中換水が理想
水温25度以上は不可・目安:水温+時間=30
4・漬大豆粉砕
熱の発生を抑える。グラインダーのメンテナンスをしっかり
5・加熱・煮沸
生煮え・ムラ煮え・煮すぎに注意(豆腐は煮方次第)
煮釜の管理・煮沸管の手入れ・温度計の点検
6・おから絞り
棒手絞り・機械手絞り・油圧・トーファー・スクリュー絞りと
変わりましたが、歩留まりを考え絞りすぎると、微塵が混入し
豆乳が傷みます。おとし袋を目の細かい物を使用しましょう。
7・凝固剤添加
各種、凝固剤がありますが、適切な寄せ方をします。
にがり(液体・固形・フレーク)すまし粉(硫酸カルシウム)グルコン(はちみつ酸)
櫂・ワンツー・流し込み・機械凝固
豆乳温度+濃度+凝固剤のバランス
8・熟成凝固
大豆蛋白の凝固は動かさずに静置する。10分から20分
9・箱盛り
凝固した豆腐を箱に布を張り移し替える。大きさを揃え全体にムラ無く
10・水切り(脱水)
しばらく置き表面に水が亡くなるまで待つ
最初は軽い重しを乗せ30分ぐらい
11・水さらし
豆腐のあくを抜き・手早く冷却15度以下に
12・添加物について
泡を消す・甘みを増す・いろいろありますが、安全性の高い物を使用しましょう。